就労継続支援B型とは「障がい者福祉サービス」のひとつです。障がいにより企業などに就職することが困難な人に対して、雇用契約を結ばずに働く場所を提供するものです。B型事業所の利用者としては、自分が作業を行なった分の報酬(工賃)をもらいながら、一般就労に必要な知識を学んだり、技術の向上を目指すことができる貴重な場となります。事業所と雇用契約を結ぶわけではないので、工賃は少ない分、比較的自由に働けるのも大きなメリットといえるでしょう。
「就労移行支援事業所等を利用したが、一般企業等の雇用に結びつかない者や、一定年齢に達している者などであって、就労の機会等を通じ、生産活動にかかる知識及び能力の向上や維持が期待される者」。
具体的な例としては、次の2つが挙げられます。
★就労移行支援事業を利用した結果、B型の利用が適当と判断された方
★一般企業やA型事業所による雇用の場が乏しい地域、または、就労移行支援事業者が少ない地域において、協議会などか らの意見に基づいて一般就職への移行が困難と市区町村が判断した方
まずは環境や人に慣れていくことから始め、自分のペースでゆっくりと、生活習慣を整え、一定時間仕事を行える、体力、気力、集中力、持久力、責任感、働く上でのマナーなどを身につけていきます。 うまくいかないことはいつでも相談できます。働く場所という環境で、年齢の異なったさまざまな人たちの中でじっくりと時間をかけて自分のできること苦手なこと知って行きます。